WHAT WE DO グループリテールマーケティング事業

リアルなスポーツイベントと
ゼビオグループ店舗の活性化を
結び付ける

グループリテールマーケティングでは、全国約200店舗に展開するスーパースポーツゼビオ・ヴィクトリアで実施するキャンペーン告知ツールなどの企画・制作のほか、ゼビオグループが各種スポーツイベントに協賛する際の、協賛権を活用した店舗への集客および物販につながるプロモーションの企画・制作などを行っています。グループ各社に点在するデータを集約し、顧客の購買傾向の分析を行い、迅速かつ的確なマーケティング戦略の策定を支援しています。クロススポーツマーケティングが手掛けるスポーツライツビジネスとゼビオグループ店舗との橋渡し的な役割を担っています。

大会やイベント開催に伴い、店舗が活性化する仕組みを考える

ゼビオグループが展開する「スーパースポーツゼビオ」や「ヴィクトリア」などの店舗は、お客様が直接スポーツ用品をご購入に訪れる、グループにとって最も重要な場所です。

ゼビオグループの協賛案件に連動したプロモーションを展開することにより、お客様の来店機会の創出、商品購買を促進し、グループの営業利益を引き上げることが私たちのミッションです。ゼビオグループの協賛する案件は、全国規模の大きなスポーツ大会以外にも多数あり、それぞれの地域で開催されるスポーツイベントなども含めると年間で約1000にも上ります。各協賛イベントに応じた最適なプロモーション施策を店舗で展開することが、集客や売り上げの増加につながっています。

U-12(12歳以下)サッカー大会は全国から約33万人の子供たちが参加しますし、アマチュア草野球の全国大会である“MLBドリームカップ”は、800チーム以上、約1万7千人の参加があります。

MLBドリームカップのプロモーションでは、元メジャーリーガーを招いた野球イベントを店舗で実施したり、MLB商品の国内市場獲得のため、大会協賛連携した形で商品バイヤーが仕入れと店舗コーナーを展開し、大会参加者だけでなく来店者にも積極的にアピールしたりと、MLBから得た利用許諾や使用権を最大限に活用し、店舗の活性化を意識して展開しています。

参加者やチーム関係者に対して訴求力のあるチラシやポスター、店舗で扱っている関連商品や限定グッズなどを紹介するPOP、各店舗で流すプロモーション用の動画など、プロモーション施策の企画から実施までを行います。

“バットの試打会”など、リアルな店舗でしか体験できない施策で、店舗の価値を上げていく

店舗で展開するキャンペーンやプロモーションは、お客様にとって価値があり、その結果店舗にとって価値があるものになっていることが望まれます。大会のブランディングだけを促進するようなプロモーションでは、お客様は店舗に足を運んでいただけません。「店舗に行けば『知らなかった情報が得られる』『実際に商品を試せる』『店舗でしか買えない商品がある』『新しい発見がある』」といった、来店の動機付けが必要です。

野球のバットの場合、一般的な店舗では実際に球を打ってその感覚を実感することができませんが、我々なら近隣にあるバッティングセンターを借りて、バットの「試打会」企画を行うことも可能です。実際に打ち比べてバットの特性を体感していただき、店舗のスタッフからはどのバットがお客様に最適かを客観的にご提案できます。

協賛案件に対する店舗でのプロモーションのほかに、店舗や売り場、商品、市場のトレンドなどからプランニングするプロモーションも増えてきています。 どのタイミングで、どの商品を訴求するキャンペーンを打つのが効果的か、商品の仕入れ先メーカー様とも連携・調整を行いながら企画しています

顧客の購買体験に基づくデータベースマーケティング

ゼビオグループは、お客様と接することでお客様を理解し、信頼関係を構築していくことが重要であると考えています。

ループ各社に点在する様々なマーケティングデータを一元集約し、最新のテクノロジーを用いた顧客分析や、CRMプログラムの構築、プロモーション施策の設計など、一連のデータベースマーケティングをシームレスかつ的確に実施することでお客様の購買体験における価値の最大化を図ります。

スポーツに特化したリテールの強みを活かす

インターネットの普及により、ECの市場シェアが日々増大しているなかで、ゼビオグループはスポーツに特化した小売業であるからこそ、リアルの価値が今後とも高まってくると考えています。

スポーツイベントや店舗、会場でお客様と接することのできる機会を戦略的にいかに活用していくか設計し、実行していくことが、我々のグループ内における重要な役割です。スポーツで楽しむ人々がつい「行きたくなる」「買いたくなる」ような仕掛けを通じて、ゼビオグループのさらなる成長を目指していきます。