あらゆるスポーツが持つ社会的価値を最大化・成長させ、
産業として成立する新規事業を創出する。

クロススポーツマーケティングは、ゼビオグループの一員として、スポーツが持つ社会的価値を最大化し、産業として発展させることを事業の核に据えている会社です。
実際にプレーする競技者はもちろん、監督やコーチなどの指導者やスタッフ、試合を見る人や応援する人など、スポーツには多くの人が関わります。私たちは、あらゆる人がそれぞれの立場でスポーツを楽しめる、スポーツの社会的な価値を高める事業を展開しています。

ゼビオグループは、消費者に寄り添ったスポーツリテール分野での事業を通じて、すでに市場や社会に対して一定の価値を提供し続けています。クロススポーツマーケティングは、そのバックボーンをベースに、スポーツの新しい価値を創造すべく、積極的に新規事業にチャレンジしています。

クロススポーツマーケティングの3つの事業領域

私たちが展開している事業は、大きく3つの領域に分けられます。

  1. リテールマーケティング

    ゼビオグループの戦略的マーケティングエージェントとして、店舗で使用する販促ツールの制作、イベントや大会のプロモーションなど、グループ各社の販促・広報活動を行います。

  2. スポーツマーケティング

    プロリーグの経営やアマチュア向け大会の企画運営、観戦型スポーツ大会の開催実行などの業務を行います。スポーツの新しい価値創出や市場の活性化を図り、ビジネスとしての成立・成功を目指します。

  3. デジタルマーケティング

    スポーツとデジタルは切ってもきれない関係になっています。スポーツとデジタルの親和性を活かすさまざまなサービス開発を行っております。

IT化が進むほど、「人間同士が競い合う」スポーツの価値は高まる。

スポーツの普遍性・不変性

太古の時代から、人間はスポーツを行ってきました。現代に至るまで、さまざまな新しい種目やルールが誕生していますが、スポーツは、“人間同士が競い合う” という極めてプリミティブであり、大きなポテンシャルを持つものだと考えています。

今後、世の中のIT化はますます進みます。二足歩行のロボットが作られ、100mを人間よりも速く走るようになるでしょう。サッカーなども、技術を駆使してAIロボットを作れば、速くて、強くて、テクニックのあるプレーが可能になるのは時間の問題でしょう。しかし、それではスポーツとしての意味がない。人間がやるからこそ、スポーツは面白いのです。

時代や社会が変わっても、人間らしさの極みとも言えるスポーツの価値は不変です。年齢や性別、国境も超えて、誰もが楽しめるスポーツを事業として取り扱うことに、私たちは醍醐味を感じながら仕事に取り組んでいます。そして、多くのチャンスを見つけています。

スポーツビジネスのフィールドはワールドワイド。

ボーダレスな可能性

私たちは、あくまでも産業人としてスポーツに関わっており、ビジネス・産業としてスポーツを成立させること、価値を高めることを目指して事業展開をしています。スポーツをビジネスの観点で捉えると、日本も海外も関係がなく、世界規模で伸び続けている産業だと実感します。

例えば、『MLBドリームカップ』は、日本全国に数多く存在するアマチュアの皆様が趣味で楽しむ軟式草野球チームと、野球の最高峰ともいえるアメリカのメジャーリーグ(MLB)とを直接結びつけた大会です。クロススポーツマーケティングは、MLBと直接交渉し、MLBから権利を取得して大会を運営しています。だからこそ、MLB各チームのユニフォームを着て試合ができる、元メジャーリーガーと対戦できるといった、日本の草野球プレーヤーの“夢”を叶える企画を盛り込め、大会に参加される皆様にとっての大きな価値を提供できるのです。

誰も足を踏み入れていない原野や危険があるかもしれない海原に、今までにない自由な発想で挑戦し、自ら開拓していく。クロススポーツマーケティングは、フロンティアスピリットを持ってチャレンジし続けます。

一元的な視点でスポーツを捉えず、価値を見出し、育てる。

スポーツへのピュアな想い

日本で一般的に“メジャースポーツ”と言えば、野球やサッカーなどが挙げられるでしょう。野球は、日本のほか、アメリカやキューバ、韓国などでは競技人口もファンも多いスポーツです。しかし、世界的に見れば、実は“マイナースポーツ”となります。野球の競技人口は世界中で4千万人程度であり、競技人口が1億5千万人を超え、インドやイギリスで人気が高いクリケットよりもはるかに少ないのです。

私たちは、一元的な視点からスポーツを捉えることはしません。世界基準で、極めて純粋に、面白い、楽しい、エキサイティング、可能性がある、誰もがさまざまなカタチで参加できる、といった複合的な観点で、あらゆるスポーツを捉えています。その上で、ビジネスとして成り立つのか、将来性があるのかなどを判断しています。

競技者はもちろん、スポーツに関わる人たちは誰しも懸命にスポーツに取り組んでいます。私たちは、皆様を応援したいのです。同じような価値観の企業や団体と連携して、スポーツマーケットのさらなる活性化を図り、社会に貢献していく。クロススポーツマーケティングは、その挑戦をこれからも続けてまいります。

スポーツを軸にした社会貢献や、地域に根差した生きがいの提供を目指して。

クロススポーツマーケティングは、スポーツマーケティング専業の企業として、着実に実績・成果を積み重ねてまいりました。展開する事業の多くが急速に成長を続けており、私たちの特徴的なスポーツマーケティングに取り組む姿勢や考え方は、少しずつ社会に認知されていると感じる場面もあります。しかし、私たちの挑戦は始まったばかりの段階です。

宮城県仙台市で稼働しているゼビオアリーナ仙台に続き、私たちが主体となって行政と手を組み、青森県八戸市にアイスホッケーリンクを基本とした多目的アリーナを建設中で、2020年春の開業を予定しています。地域の皆様に、気軽に足を運んでいただけて、さまざまなスタイルで誰もがスポーツを楽しめるようなアリーナを全国各地に造りたい。そこからスポーツを地元に根差した文化として定着させて、多くの皆様の身近なところにスポーツがある豊かな暮らしを提供したいと考えています。今、ようやくその一歩目を踏み出した段階なのです。

3人制バスケットボールの『3x3.EXE』をはじめとする現在進行中の事業も、具体的な目標に掲げてさらなる成長を進めております。今までになかったような新規事業や、未知数の可能性を秘めたエキサイティングなチャレンジも多数控えており、あらゆるスポーツの新しい価値を生み出すとともに、ビジネスとして成立させるための仕組みづくりを実践しています。 次のステージへのステップアップに向けて、既存の事業の足元を固めつつ、スピード感を持って新規事業を展開してまいります。